製造の流れ
製品制作の大元となる工図を作成する工程です
POINTポイント
展開・加工の各工程を紙でサイコロを作成する場合を例にご紹介します
サイコロを平面にするパターンを考え、紙に描きます。
紙に描いたサイコロの必要な外形を切り出します。
不要な部分をカットし、サイコロの目を切り抜きます。
折り曲げ箇所にあわせてパーツを折り曲げます。
パーツをくっつけてサイコロのカタチにします。
指定の着色をおこない完成した製品は出荷工程へ。
POINTポイント
工図(バラ図)の形状や、製品用途を把握することが大切です。
製品をより美しく仕上げるために、どこをどの様に開くかを考える事が大切です。数字などの繰り返しのチェックも重視しています。
POINTポイント
POINTポイント
セットする板の種類(材質・板厚)を間違えないこと、またデータは数字の羅列なので、見間違いの無いように心がけています。加工工程では、ちょうど中間の工程なので前後の工程との連絡・連携を密にすることを心掛けています。
POINTポイント
金型でプレスするので、紙を手で曲げるのとは違い、開いたり閉じたり元に戻すことができません。順番を間違えると、最終形にならなくなることがあります。
POINTポイント
複数工程から引継いだ製品を仕上げる工程なので、見た目が大切な製品は、きれいに仕上げることを心がけ、製品によっては、付けた部材に必要強度があるかどうかに気を付けて作業をしています。
アルミ製品に関しては、一度溶接すると、ほぼやり直すことができないので、工図(バラ図)の確認はしっかりとしています。
※使用している溶接法:アーク溶接
色付け工程は、主に県内外の高技術で信頼できる専門業者でおこなっています
電解着色
多孔性皮膜を生成した後に金属塩類を含む溶液中で電気分解することで着色する方法で、処理面は耐候性にすぐれ美しく保つことができます。
焼付塗装
焼付塗装は、金属を140°~200°で焼付乾燥する強度塗装で、金属の硬度を高め耐薬品性にも優れた製品にすることができる塗装方法です。
錆止め塗装
防錆効果を持った物質をもつ防錆塗料でアルカリ性の塗膜をつくり腐食反応を止めることでサビがでないように処理をおこなうことで金属をサビから守ります。
Ship 出荷(検査・組付・梱包)工程
完成した製品を製品検査・組付け・梱包する工程です
- 製品検査とは
工図(バラ図)と製品に違いはないか、検査項目・検査基準に沿って確認する作業です。 - 組付けとは
溶接では付けることの出来ない部品のビス(ネジ)止めや、水密指示のシーリングや断熱材などの裏打材の取付けなど製品の最終仕上げ作業です。 - 梱包とは
仕上がった製品を出荷する際の傷などから守るために、養生テープやダンボールなどを使い保護する作業です。
POINTポイント
この工程を通過した製品にミスがあれば、お客様に多大なご迷惑をお掛けします。
100%完璧な仕事(作業)を目指し、前工程でのヒューマンエラーを出荷工程で食い止めるように心がけています。
Others その他の業務
Estimate
積算工程
「施工図」や「仕様書」から、製造製品の材料や数量を拾い出し、工事費の合計金額の見積りを行っています。
Cotrol
業務(窓口)工程
お客様からの製品製作依頼に対しての「受注管理」と「出荷管理」、社内製作に対しての「進捗把握」と「外注依頼管理」を行っています。
Office work
業務(事務)工程
受注物件入力・外注業者依頼書作成・納品書作成・出荷手続き(送り状作成・チャーター手配)などを主に行っています。
Trans port
搬送工程
2tトラックを使用し、加工された製品を色付け(表面処理)外注工場への搬入及び引取を主に行っています。