富山エヌテック株式会社のサービス

建築分野で対象とする建物は、一般的には個別のオーダーメイドです。
建物を建てる上で重要な物が「図面」です。
法律に沿って何もないところから建物の形を考えたり、構造を考えたり、どんな大きさで、どんな外観なのかを表現するのが「設計図」です。
実際に施工することになった時「設計図」を基に現場で使えるように細部まで詳細に描かれる図面を「施工図」と言います。
私たちは、この「施工図」を基に、建物に必要な製品の図面(自社では「工図・バラ図」と言います。)を作成し、それを基に製品(膳板・UB額縁・ブラインドBOX etc.)を製造しています。

製作の流れ

01

      工図  (バラ図)

02

        展開・加工

03

          色付け

04

      物流  (梱包・出荷)

※色付け工程の、電解着色・焼付塗装・錆止め塗装は、主に県内の業者様に依頼しています。

工図(バラ図)工程

製作依頼を頂いたお客様より「施工図」【下図-施工図①~③】が届きます。
「施工図」を基に、必要な製品の断面図や姿図(平面図)【右図ー工図(バラ図】を作成します。


製品製作の大元となる作業なので、お客様のご要望に沿いつつ、後工程にわかりやすく、作りやすい図面を描くように心がけています。

工図(バラ図)

施工図①

施工図②

施工図③

展開・加工工程

例えば、紙でサイコロを工作すると、どの段階がどの工程なのか……?

①サイコロを平面にするパターンを考え、紙に描きます。

→展開工程

②紙に描いたサイコロの必要な外形を切り出します。

→切断(シャーリング)工程

③ ②で出来た紙から、不要な部分をカットし、サイコロの目を切り抜きます。

→抜き(タレパン)工程

④ ③で出来た紙を、折り曲げます。

→曲げ(ベンダー)工程

⑤ ④で出来た紙に、テープを貼ってサイコロのカタチにします。

→溶接工程

⑥完成

色をぬって、完成です。

展開工程

展開図(CAD)

工図(バラ図)を基に、アルミやスチールなど材料の平板から、製品の形状に切り出すための展開図(立体を切り開いて平面にした図のこと)をCADを使って作成することと、機械(タレットパンチプレス機)を動かすためのNCデータの作成が主な仕事です。


工図(バラ図)の形状や、製品用途を把握することが大切です。
製品をより美しく仕上げるために、どこをどの様に開くかを考える事が大切です。
数字などの繰り返しのチェックも重視しています。

切断(シャーリング)工程

切断作業

展開工程で指示される、製品に必要な材質・サイズの材料を規格の大きな板から切り出すのが主な仕事です。

※使用している機械
◆シャーリング M4065
◆シャーリング SHS6×125-3
 

材質・板厚の確認はもちろん、小数点を含めると、最大で6ケタになる数字の読み間違えが無いように気を付けています。

抜き(タレパン)工程

抜き作業

展開工程で作成したデータと切断工程で切り出した板や規格サイズの板を機械にセットし、丸や四角の金型を使って製品に必要な形状に加工します。
機械を手順通りに操作します。後は、ほぼ機械が自動で加工します。

※使用している機械
◆タレットパンチプレス EM2510NT(EM)
 

機械のメンテナンス(日常点検など)が重要です。
セットする板の種類(材質・板厚)を間違えないこと、またデータは数字の羅列なので、見間違いの無いように心がけています。加工工程では、ちょうど中間の工程なので前後の工程との連絡・連携を密にすることを心掛けています。

曲げ(ベンダー)工程

曲げ作業

抜き工程で出来上がった物を、展開工程のデータを基に、プレス機で板状の物を立体に曲げることが主な仕事です。

※使用している機械
◆プレスブレーキ RG35S(35t)
◆プレスブレーキ FBD2004NT(200t)
◆プレスブレーキ FBD2504(250t)
 

曲げる順番が重要です。
金型でプレスするので、紙を手で曲げるのとは違い、開いたり閉じたり元に戻すことができません。順番を間違えると、最終形にならなくなることがあります。

溶接工程

アルミ・スチール・ステンレスなど材質によって溶接機や溶接方法が様々です。
曲げ工程では形にできない形状の物を工図(バラ図)に指示された形状に溶接するのが主な仕事です。(※注 必要なパーツは全て展開工程でバラしてあります。)
 

品質の良し悪しが顕著に出る工程なので、日々技術の習得に努力しています。
複数工程から引継いだ製品を仕上げる工程なので、見た目が大切な製品は、きれいに仕上げることを心がけ、製品によっては、付けた部材に必要強度があるかどうかに気を付けて作業をしています。
アルミ製品に関しては、一度溶接すると、ほぼやり直すことができないので、工図(バラ図)の確認はしっかりとしています。

※使用している溶接法:アーク溶接

物流(梱包・出荷)工程

梱包作業

製品検査・組付け・梱包が主な仕事です。

  • 製品検査とは
    工図(バラ図)と製品に違いはないか、検査項目・検査基準に沿って確認する作業です。
  • 組付けとは
    溶接では付けることの出来ない部品のビス(ネジ)止めや、水密指示のシーリングや断熱材などの裏打材の取付けなど製品の最終仕上げ作業です。
  • 梱包とは
    仕上がった製品を出荷する際の傷などから守るために、養生テープやダンボールなどを使い保護する作業です。
     

    この工程を通過した製品にミスがあれば、お客様に多大なご迷惑をお掛けします。
    100%完璧な仕事(作業)を目指し、前工程でのヒューマンエラーを物流工程で食い止めるように心がけています。

その他の業務

  • 積算工程
    施工図や仕様書から、製品の材料や数量を拾い出し、工事費の合計金額の見積りを行っています。
     
  • 業務(窓口)工程
    お客様からの製品製作依頼に対しての「受注管理」と「出荷管理」、社内製作に対しての「進捗把握」と「外注依頼管理」を行っています。
      
  • 業務(事務)工程
    受注物件入力・外注業者依頼書作成・納品書作成・出荷手続き(送り状作成・チャーター手配)などエクセル(一部アクセス)を使用したパソコン入力を主に行っています。
     
  • 搬送工程
    2tトラックを使用し、加工された製品を色付け(表面処理)外注工場への搬入及び引取を主に行っています。